公査(監査)によって信頼されるデータへ
公査とは、発行社が報告した部数について、その部数が真実、正確であることを、規定に則り確認することです。
公査では、新聞社は2年に1度、雑誌・専門紙誌・フリーペーパーは1年に1度、事務局の公査員が発行社(本社調査)や、業務上関係する事業者(社外調査)を訪問し、
報告部数の裏付け作業として、売上(販売店・販売会社)や、費用(印刷・配布)等に関わる経理帳簿や伝票類を精査する帳簿調査を行います。市場調査がサンプリング でエンドユーザーを調べるの対し、メーカー(発行社)側からの資料提示で確認するため、正確な総数を把握することができます。
そのため、第三者機関であるABC協会の公査にもとづき認証されたABC部数は、裏付けのない公称部数とは異なり、正確で信頼のおける部数です。
ABC部数の公開は、新聞:76紙、雑誌:100誌、専門紙誌:5紙誌、フリーペーパー:117紙誌です(2024年2月現在)。
※ABC部数の発表は発行社の任意となっています。会員社でも発表していない媒体もあります。